こまつしまリビングラボとは

リビングラボとは、生活者目線で、市民、企業、起業家、大学、行政が集まり、化学反応を起こすことで、生活環境のイノベーションを共創していく場です。
地域全体の大きな問題は、単一の組織で取り組むことが難しいと言われています。こまつしまリビングラボ(KLL)では、こうした地域の問題にオープンに取り組んでいくために、民産官学の垣根を越えて、お互いの悩みと強みを持ち寄ったチームを形成し、アイディアを地域の中で試すことで、自分たちの力で生活・地域・社会を変えていくことを目指します。

共創の場のデザイン

こまつしまリビングラボでは、人々が集まる場で共創が生まれるよう、最高の会場づくりを心掛けています。参加者が持ち寄れるもの、地域にもともと在るものを組み合わせて、ドキドキワクワクする空間を作りましょう。手作りの空間でその場に共創が生まれたとき、人々の中に地域を変える自信が芽生え始めます。

対話から共感へ

こまつしまリビングラボでは、多様性を土台とした対話を中心として、個々が日常で感じている悩みや強みを掘り下げていくことで、人々が本当に抱えている課題や目指したい未来を見つけていくことを心がけています。共感は、様々な年齢、性別、仕事、新庄、価値観を持つ参加者が、一緒になって社会課題に取り組む際に、人々がつながるための接着剤として働きます。

わたしたちのまちを知る

こまつしまリビングラボでは、対話に加えて、フィールドに出かけて、五感を生かして地域を知ることを重視しています。自分たちのまちを専門知識や科学技術を生かしながら新しい切り口で見つめることで、これまで当たり前だと思っていた生活環境から違和感や疑問を見つけ、その本質的な理解につなげていきます。

プロトタイピングとテスト

こまつしまリビングラボでは、できるだけコストをかけずに、地域の協力を得ながら、スピード感を持ってアイディアをプロトタイプ(試作品)として形にすることを目指します。それを地域の中で使用してもらい人々の声に耳を傾けることで、プロトタイプは洗練され、地域にとって重要な役割を果たすものになっていきます。

小松島市とは

小松島市は、徳島県の東部中央、紀伊水道沿岸に位置します。

  • 人口:約3万8千人(平成30年6月現在)
  • 面積:45.37㎢

2019年 新チャレンジプログラム

KLLは2018年から3年程度で自立・継続的運営への移行を目指しています。

本事業について

本事業は、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) 科学技術コミュニケーション推進事業 ( 未来共創イノベーション活動支援 ) の助成を受けて、徳島大学と小松島市が中心となり運営を行っています。

事業主体:徳島大学、小松島市、JA東とくしま

こまつしまリビングラボ会員募集

KLL(こまつしまリビングラボ)では、一緒に活動するメンバーや活動を応援してくださる方々を広く募集しています。