かつて栄えていた小松島の中心市街地は衰退しており、商業集積がバラバラで徒歩で商店を巡るのが困難になっています。
人の移動は車中心になっていますが、車での移動は点から点を繋ぐだけなので、街を局所的な視点でしか見れないようにしてしまいます。
このプロジェクトは、移動経路の周囲に視点を広げることのできる「自転車」に注目し、住民や小松島にやってきた人に自転車での移動を身近に感じていただき、中小商店街の利点や地域の歴史などの小松島の魅力を再発見してもらうことを目指しています。
具体的には、JR 南小松島駅を拠点として観光ボランティア協力会と連携したレンタサイクル運営等の可能性を模索します。このプロジェクトを動かす主体になるのは、商店街のメンバーや小松島市観光ボランティアガイド協力会のメンバーなど高齢の世代が中心
となることを想定しています。そのため、この活動を通して、自分たちの体力、気力を鍛える、楽しみながら健康づくりができる、生きがいとなる活動にしていきたいです。