サイクルシティ小松島プロジェクト

プロジェクトオーナー

山下 陽浩

(和菓子処山陽堂 代表)

三ツ本 善則

三ツ本 善則

(NPO法人小松島市観光ボランティアガイド協力会)

岡久 正

岡久 正

(NPO法人小松島市観光ボランティアガイド協力会)

プロジェクト概要

かつて栄えていた小松島の中心市街地は衰退しており、商業集積がバラバラで徒歩で商店を巡るのが困難になっています。
人の移動は車中心になっていますが、車での移動は点から点を繋ぐだけなので、街を局所的な視点でしか見れないようにしてしまいます。
このプロジェクトは、移動経路の周囲に視点を広げることのできる「自転車」に注目し、住民や小松島にやってきた人に自転車での移動を身近に感じていただき、中小商店街の利点や地域の歴史などの小松島の魅力を再発見してもらうことを目指しています。

具体的には、JR 南小松島駅を拠点として観光ボランティア協力会と連携したレンタサイクル運営等の可能性を模索します。このプロジェクトを動かす主体になるのは、商店街のメンバーや小松島市観光ボランティアガイド協力会のメンバーなど高齢の世代が中心
となることを想定しています。そのため、この活動を通して、自分たちの体力、気力を鍛える、楽しみながら健康づくりができる、生きがいとなる活動にしていきたいです。

参加者とともに考えたい問い

  • 住民や小松島にきた人に自転車での移動を身近に感じてもらうには?
  • 商店街の利点や地域の歴史など小松島の魅力を再発見してもらうには?
  • bike friendly な街をつくるには?
  • どのような手法でデータを集められるか

活動の概要

昨年の社会共創キャンプでは 、「地元商店や街かどを『場』にしたコミュニティデザインへのチャレンジ」のテーマでチャレンジを発表しました。そのテーマに集まっていただいた参加者の皆さんに様々な意見をいただき、競輪場でライブコンサートとか神田瀬川の周辺を中心とした新しい賑わいの創出等の活性化策が出てきました。

3月になって再度コアメンバーで集まって話し合いをする中で市民のみんなが同じ方向を向くベクトルの一つとして自転車の利活用による活性化に話がまとまりました。競輪場でのイベントにも繋がるしエコで健康的で密かなブームになりつつあるので良いとおもいました。

プロジェクト(社会課題)を掲げた背景・課題・動機

かつて栄えていた中心市街地が衰退し商業集積がバラバラになっていて徒歩で商店を巡るのが困難になっている。買い物が車での移動になってしまって大型店舗で完結してしまう。
来るまでの移動は点から点を繋ぐだけで局所的な視点になってしまうが、自転車での移動は経路の周囲に視点が広がり、身近な地域を見つめ直すことに発展する可能性があると思う。
自転車に優しい街ができれば、多くの人が自転車を使い、街をめぐり、街の魅力を知ってもらう機会が増えるだろうと考えた。

プロジェクトの目的・将来ビジョン・ゴール

移動経路の周囲に視点を広げることのできる「自転車」に注目し、住民や小松島にやってきた人に自転車での移動を身近に感じていただき、中小商店街の利点や地域の歴史などの小松島の魅力を再発見してもらうことを目指す。

これまでの活動内容とその結果・課題

[2018年11 月12 日~15 日:社会共創キャンプ2018]
3月の話し合い以降、月例でミーティングを行い自転車普及の方法や競輪場での秋のイベントについて各方面に問い合わせをかけてみました。競輪場でのイベントの開催についてはかなり高いハードルがいくつかあることがわかってきました。


[2019 年6 月29 日・30 日:キックオフミーティング]
商店連盟との連携事業として毎年恒例のみなと祭り大売り出しの抽選会の一環として市内数カ所をチェックポイントとして自転車でめぐるスタンプラリーを企画して共同広告で告知して約10日間の期間をお
いて抽選会を実施しました。スタンプラリーの参加数は68 でした。今後の活動のベースとなる、市民の皆さんの自転車利用の意識調査が必要となり、南小松使駅の観光案内所を中心としてアンケーと調査を実施しました。期間は、9/24~9/30 日です。結果は集計中です。

KLLが役に立ったと思う点

  • 新しい繋がりができた。活性化活動の仲間が増えた。
  • 徳島大学が小松島の課題解決に取り組んでいただいていること。

現在の活動でうまくいっていること

3人のメンバーが頻繁に連絡取り合ってチャレンジに取り組んでいること。

現在の活動で困っていること

はっきりと内容が定まった事業をスタートできていないので新メンバーになってくれそうな人に声がけしにくい。
特に商店連盟の会員さんに声がけするには、はっきりとしたメリット(売上とか集客等)がないと誘いにくい。

KLL活動メンバー募集

KLL(こまつしまリビングラボ)では、一緒に活動するメンバーや活動を応援してくださる方々を広く募集しています。