【体験と目的】
シェアリングファームにて種植え(春菊、かぶら、大根、オクラなど)をしてもらいます。収穫時期にはまたイベントを企画する(臼ときねでのお餅つき体験)。
数ある企画の内の一部をみなさんに体験してもらい、感想、提案をもらいます。
【狙い】
今回のプロジェクト『移住・農業体験の場 ファンファーム』は、移住・就農希望者へのお試し期間の提供です。実際に移住・就農となると、いろんな課題が見つかると思います。
その中でも大きく2つの課題があり、その課題を皆さんに問いかけてみたいと思います。
1つは移住希望者のほとんどは空き家などの戸建て賃貸を探しています。そして近年、空き家はどんどん増加しています。空き家のニーズがあり、空き家も多いと、一見、良好な関係にあるようなことも、実はマッチングできていないのが現状で、空き家所有者の諸事情で、空き家は放置されているのです。誰もが簡単に空き家を借りられるような仕組み作りを可能にできないかと、問題提起します。
2つめは、移住して農業をしてみたい方の約8割は、農薬や化学肥料を使用する慣行栽培ではなく、無農薬、有機肥料を使用する有機栽培や自然栽培での農業を希望しています。また、小松島市は有機農業や自然農業を積極的に取り入れている地域でもあります。このマッチングを図ることで、就農希望の方々が全国の数ある自治体から小松島市を選んでくれるような働きかけができると思います。