小松島市は全国でも有数のクルーズ観光船が立ち寄る地域で、年間に約10隻、乗客にして1万人の観光客が訪れています。ただし小松島で観光したり消費したりする人はほんの一握りで、多くは徳島市や鳴門市や西部地域に移動してしまいます。せっかく小松島に多くの観光客が来ているにもかかわらず、観光したいと思えるモノ・コトがないから、わざわざ時間をかけて遠方に移動する。これは小松島にとっても観光客にとっても、もったいないことだと思います。
今ある資源を活用して小松島ならではの観光コンテンツを作ることが出来れば、クルーズ船の寄港地として観光客に満足し、楽しんでもらえる港町になるのではないか。ひいては小松島の中で観光客の回遊を生み出し、経済的・精神的な街の活性化に繋がるのではないか。そのために小松島の魅力的な観光コンテンツになりえるタネを市民が中心となって抽出し、磨き上げていくことを目的としたプロジェクトです。