12月22日(日)横須海岸(徳島県小松島市金磯町)において、「シークラフトワークショップ in 横須海岸」を開催しました。
こまつしまリビングラボでは、6月のキックオフ、10月の社会共創キャンプを経て、これまで考えたアイディアを社会の中で小さくとも試してみる、社会実験のフェーズに入っています。各チームではそれぞれ個別にミーティングを重ね、今年度行う社会実験の準備を進めています。
今回のイベントは、「横須海岸をきらきら海岸にチーム」で行われた「海岸で海辺を眺めながら珈琲でも飲む会」のひとつになります。
「横須海岸をきらきら海岸にチーム」では、横須海岸にかつてあった賑わいを取り戻すことをビジョンに掲げて活動をしており、どのようにすればもう一度海岸に人が集まるようになるのか、また、現在、多くのゴミで決してきれいな海岸とは言えない現状を、多くの人に知ってもらうにはどうすればいいのか、という課題に対して、まずは、横須海岸で実験的イベントを開催しました。
参加者は、チームリーダーの兼廣さんが依頼して作った、チームの目印となる旗の基に集まり、砂浜探索やプラスチックゴミの回収を行いました。12月の海岸は寒かったですが、ゴミ拾いをしながら、どんなものが海岸に落ちているか確認しながらも海辺でワイワイするのは楽しい時間となりました。
その後、海岸近くのスタジオに移動し、ランプや写真立てなどにシーグラスや実際に横須海岸で拾った貝殻や漂流物を組み合わせて小物を作るワークショップを行いました。
また、当日は、こまつしまリビングラボの別チームで、自転車に乗りやすいまちづくりを目指す、小松島シティサイクルプロジェクト「小松島を自転車に優しい街にする」チームのミニ実験も行われました。
「小松島を自転車に優しい街にする」チームは、2020年1月7日〜1月31日の期間、南小松島駅にレンタサイクルを設置し、どれくらいの利用率があるのか、また、どのような利用者がいるのかという社会実験を行います。今回のミニ実験では、海岸でのワークショップに参加する2人が、南小松島駅から自転車チームが用意したレンタサイクルで横須海岸へ向かい、今後の課題を調査しました。
「横須海岸をきらきら海岸にチーム」は今回のワークショップで、必要なものや、横須海岸のことをもっと多くの人に知ってもらうにはこんな工夫があったほうが良いのではないかと、チームメンバーがそれぞれ気づくことができました。今後これらの経験を活かし、もっと多くの方にこの活動に参加してもらえるよう、チームの活動は続いていきます。