こまつしまリビングラボ2020プレセッションを開催しました

2020年7月11日、小松島から市民主体で多様な参加者とともに共創活動を行い、地方発のイノベーション創出を目指すこまつしまリビングラボ、コロナ禍でどのように進めていけるか、頭を悩ませながら手探りのチャレンジングな3年目が始まりました。

今年度のテーマは、地域内外で活躍するクリエイター(グラフィックデザイナー、ウェブデザイナー、サービス/プロダクトデザイナー、研究者、特定の技術を持った専門家など)との融合!

地域住民、県内外からご参加頂き、40名以上の参加者がありました

これまで市民が主体となって進めてきた各チャレンジのプロトタイピング(自分たちのアイディアを実際に作って試してみる活動)を深化&進化させて、社会実装に繋げていくためにチャレンジの支援を進めていきます。

オンラインでの開催となったプレセッションでは、共創活動を実践的に展開しているNPO法人ミラツクの森雅貴さんのゲストトークから始まりました。森さんが取り組まれている国内外のリビングラボや市民主体の共創活動に関する研究から見えてきた成功の秘訣についてお話しいただきました。

森さんが取り組む国内の事例や、そこから生まれたプロトタイプをご紹介いただきました

その後、各チャレンジが自分たちのこれまでの活動や今後の計画のプレゼンテーションを行いました。自分たちのチャレンジが創りたい未来と、これまでの活動を発表し、参加者に活動を理解、そして共感してもらうことを目的に行いました。(各チームの発表資料はこちらからご覧頂けます)

キラキラ海岸チームのプレゼンテーションの様子

そして、このプレセッションでの一番の肝となった、各チャレンジと参加者、クリエイターとのブレイクアウトセッション。興味を持ってもらったチャレンジに分かれてもらった上で、チャレンジごとに分かれて新たなアイディアのディスカッション、そして今後どんなプロトタイピングができそうかなど話合いました。

各ブレイクアウトセッションは、時間が短かったという声が多く上がるほど盛り上がりました

さて、ここで一息つきたいところですが、大事なことはこれもプロセス、一過性のワークショップに終わることなく、次に繋げていきます。

次は8月29日、30日に予定するプロトタイピングキャンプ。今回アイディアを出し合ったチャレンジとクリエイターたちが、オンラインとオフラインを使い分けながらどのように進めていくのか、またまた新たなチャレンジですが、超強力ファシリテーターたちの力を借りながら、準備を進めていきます。

※事務局追記(7月29日)

予定していたプロトタイピングキャンプは、8月30日(日)14時〜17時でオンラインでの開催となりました。

詳細はまた別途お知らせいたします。